カテキンで勝て
カテキンをたくさん含んだ緑茶飲料が、「体脂肪が気になる方に」評判です。
2003年春に、特定保健用食品(トクホ)として厚労省の表示許可を受けた健康茶が発売されて、大きなブームとなりました。
トクホの許可を受けてない飲料水や、粉末・粒などの形をしたサプリメントも販売されています。
カテキンは、緑茶の渋み成分で、苦い味をもっているものです。
カテキンはポリフェノールの一種で、その誘導体も含めてカテキンと総称されています。
また、タンニン類ともよばれます。
カテキンは、ビタミンCと並ぶ高い抗酸化作用をもっています。
しかし、その一方で脂肪の酸化代謝を促進したり、酸化作用によって抗菌作用を示すなど、酸化に関する作用は両面性をもっています。
体重減少につながるのは、脂肪の代謝をふやして熱として消費するためです。
しかし、その量はわずかで、メーカーの資料をみても、煎茶10杯分に相当するカテキンを含む健康茶340mlを1本飲んで、約100Kcalにすぎません。
マヨネーズ大さじ1・3杯(209)分のカロリー消費でしかありません。
こんなに効率が悪ければ、たくさん食べたいためにカテキンを大量にとろうなどとは思わないですよね。
茶の産地である静岡県の疫学調査でがんの発生が少ないこと、試験管内で発がん抑制作用が確認されていることから、がんの予防が期待されています。
しかし、最近発表された大規模な調査で、胃がん発生率を抑えられないことがあいついで報告されています。
2001年3月の『New England Journal of Medicine』誌へ掲載された報告では、宮城県に住む2万6311人を9年間追跡調査した結果、緑茶を飲む回数が多くても少なくても発生率に差がありませんでした。
その後、2001年の広島と長崎での研究、2002年の文部科学省研究班の全国レベルでの研究のいずれにおいても予防効果は認められませんでした。
2004年の国立がんセンターの調査では女性で胃がん発生率の低下を認めたものの、男性では差が出ませんでした。
最近認知度が高まってきたモリンガは、ヘアケア用サプリメントです。