アメリカを支える徹底した「民尊官卑」
日本には、官僚と癒着した自民党の独裁が定着しています。
アメリカでは、共和党と民主党の政権交代、そして同じ党内でも政治思想や政策の違う者の浮沈が左右にゆれる時計の振り子のように繰り返されます。
19世紀の末以来、特に今世紀に入ってからアメリカの政治の振り子には、かなりの規則性があります。
この規則性とその原因に気づくと、アメリカが見えてきます。
地政、民勢の激しい変化にゆれる世界も見えてきます。
そして、官僚誘導の世論につられて、与野党とも、政策論争のない私欲だけの派閥選挙にあけくれる日本。
この悲劇も見えてきます。
1788年に合衆国の憲法がやっと承認され、翠年、ジョージ・ワシントンが初代大統領に選ばれました。
この憲法草文には、メイフラワー盟約、その後の独立宣言の思想、そして各植民地コロニーの自治の思想と実践が集大成されています。
もっともこの憲法では、奴隷制度を容認しました。
この汚点は現代まで尾を引いています。